前回より引き続きしばらくのベンチプレスフォーム
改造を行っておりました。
ベンチプレス関連書籍やネットで調べまくって
やっぱりパワーリフティングのパワーフォームが
長い目で見ると1番良いらしいのです。
結果的に大幅に改良された点として
①グリップ幅
②グリップ角度
③気合い(笑)
こんなところです。
①のグリップ幅はバーベルを握る両手の幅です。
パワーリフティングの競技ルールでは81cm以内と決まっていて
皆この幅いっぱいに握っています。
幅を取った方が持ち上げる距離が短くて済むんです。
私今までのグリップ幅より20cmくらい広げました。
②のグリップ角度とは上から見たときのバーベルを握る手の角度です。
「そんな事大したことじゃねえだろ。」と
思われる方がいるとは思いますが
これが原因で肩が故障することが分かりました。
高重量を上げるリフターさんは「内八の字グリップ」と呼ばれる
ちょっと親指方向に絞った斜めに握るグリップをします。
これをそのままやるとバーベルは安定するのですが
内側に絞った状態でバーベルを上げ下げすると肩にキマス!
パワーリフターに肩の故障者が多いのはこれのせいだと思われます。
結局私は、気持ちハチの字で小指あたりで強く握ることにしました。
それでも多少肩にくるのでこれは今後も研究してゆきます。
最後の気合い。
これも相当大切なことらしく意識で大分変わるらしいです。
運動とは肉体への神経伝達が大きなポイントらしく
「100kgくらい楽勝!」っと思って上げるといがいと上がるんです。
「100kgどうかな~」って思うとやっぱり上がりません。
そもそも火事場の馬鹿力ってこの神経伝達がMAXの状態で
人間のリミッターが外れる状態らしいのですが
そのパワーたるや
「17トンを持ち上げるパワー!」なんですって!
これが意識の違いで発揮されるのです。
このリミッターを毎日の練習ですこしづつ外していくのです。
外人さんのように「どりゃ~!」っていう声もリミッターをはずすコツらしいです。
長々とマニアックな事を書きましたが
ここまで拘ってくると何でも楽しいものです。
私は結構広く深くやってしまうため
金も時間も体力も使ってしまうので大変ですが
今後もこのスタンスで生きていこうと思います。
またマニアック情報載せていきます。
格闘技をやっている時から筋トレは日課ですが
四十路オヤジとしては若い頃のように
ガムシャラに出来なくなってきています。
ですが昔からベンチプレスが大好物な私。
最近ちょっと重量が停滞ぎみで100kgがやっとこさ。
ついでに肩を痛めてしまいました。
パワーリフターってどうやっているのだろう。
前々から「パワーリフティング」に興味がありまして。
「パワーリフティング」とは一般に重量挙げの「ウェイトリフティング」とは違います。
体重別でベンチプレス・デッドリフト・スクワット3種目の最高重量を競います。
なんと75kg級のベンチプレス世界記録は281kg!
しかも児玉大紀さんという日本人!
恐ろしい!軽自動車持ち上がるんじゃねえのか。
ここで気になったのが「パワーリフティング」特有の「パワーフォーム」というもの。
普通のベンチプレスのフォームと全然違うんです、超不自然。
肩甲骨をよせ、グリップは八の字、背中を極端に反って、
バーベルを下ろす位置は胸というよりみぞおち辺り。らしい。
ちょっと実践してみました。。。。。。。。。
あれ全く胸に効いていない感じ。全身を使っているような。
でも肩にはいいかも。痛くない。
しかも極端に胸をせり出しているからバーベルをちょっと下ろすだけ。
う~ん。
体作りにはならないなあ。でも記録は伸ばしたい。
完全にこれは競技用のベンチプレスですね。
でもしばらくこれで肩に負担かけずにやってみようと思います。
あんまりやりすぎるとまたハマって
習いにいきそうな私がいるので
ホドホドにしておきます。
マニアックすぎてすいませんでした。
今更ながらスタジオジブリ作品はすごいですね。
日本が世界に誇るクリエイター集団だと思います。
ちょっと前に宮崎親子のドキュメンタリー番組があり
それを見てあらためて感心してしまいました。
言うまでも無く父の宮崎駿さんはその才能を発揮して
今の地位を築いたクリエイターです。
アニメという児童文化に市民権を与えた功績というのは
ものすごい苦労だったと思います。
作品を見ても文句の付けようが無いのは誰も同じでしょう。
そして息子の宮崎吾朗さん。
「ゲド戦記」や最近では「コクリコ坂」を手掛けました。
もとは民間の仕事をしていましたが
アニメクリエイターの夢が捨てきれず
98年に父と同様ジブリに入ったそうです。
「ゲド戦記」は公開当初酷評を受け
吾朗さん自身も父の駿さんと比較されました。
確かに私もジブリ作品としての先入観で見て多少の違和感はありましたが
作品自体はとても素晴らしいものだったと思います。
その後の「コクリコ坂」も見ましたが
これも素敵な作品だったと思います。
2作品を見てはっきりと確信した事ですが
父の駿さんは「非日常」を書く人
息子の吾朗さんは「日常」を書く人だなと思いました。
これは正反対の事を対象にしている要素で
どっちが優れているとか劣っているとかではないと思います。
お互いの個性が出ているだけです。
個人的に好き嫌いはあるでしょうが。
不思議な事に吾朗さんの作品はジワジワくるようで
最近では吾朗作品のほうが好きになっています。
偉大な父と同じ道に進んだお陰で
あえて自分の色を出したようにも思えませんので
あれが吾朗さんの素直な内面なのでしょう。
でもがんばってほしいですね。
これからもジブリ作品を見続けていこうと思います。
あのディズニーさえも認めたクリエイターですからね。