今、「スラムドッグ・ミリオネア」という映画が話題ですね。
インドのスラムを舞台とした見ごたえのある映画です。
スラムというのは世界各国どこにでもあるらしい。
ないのは日本だけらしいのですが。
インドのカースト制度というのはご存知ですか?
簡単に言えば人種階級制度です。
これを人種差別という人もいますが。
ですがアフリカのアパルトヘイトやネイティブ・アメリカン問題などとも多少違うようです。
このカースト制度を一概になくしてしまうと、逆に皆飢えてしまうらしいのです。
ほとんどの人が職を失ってしまう。
だから無くしてしまうのも問題があるとの事。
しかしスラムの人は一生スラムです。
そこから這い上がる術はありません。
そこを題材とした「スラムドッグ・ミリオネア」。
スラムの青年が厳しい生活の経験から知識を得て成り上がる話。
面白そうだ!
是非、興味のある方はご覧になる事をおススメします。
P.S.
ちなみに日本にはスラムなどはありません。
飢える人もいません。
意外ですが世界中で字が読み書きできる人というのはごく一部です。
日本のように読み書き、しかも漢字・ひらがな・カタカナが書けるのは
本当に凄い事なのです。
それは学校の教育率がほぼ100%だから。
中学まで義務教育だからです。
ですがこれは権利でもあることを忘れてはいけません。
通いたくても通えない子は沢山います。
そしてそういう子は一生貧しい生活を送ります。
学校に通える事は裕福な事だと認識していきましょう。
この事を思いながら映画を見るともっと理解できると思います。
例えば何かがあって
意識さえない病人になって
あなたの口づけでも目覚めないなら
お願いよ
その腕で終わらせて
そらさずに最後の顔焼き付けて
見開いた目を優しく伏せて
そして灰になったその身体を
両手に抱いて
風に乗せてあの海へと返してください
いつか誰かまた求めるはず
愛されるはず
そうなったら幸福でいて
だけどわたしの誕生日だけは
一人あの丘で泣いて
裸のまま泳いだ海
わたしを想って
Coccoの「遺書。」という曲の歌詞。
いつ聞いてもヤラれる。
これぞ最高のLOVE SONG。