先日21日に現在法相の江田氏が死刑制度
自体の存廃を見直す発言をしました。
以前にもこのブログで死刑制度について触れましたが
これは難しい問題ですね。
世界的に見ても死刑制度がある国は
先進国ではそう多くはないようです。
私は死刑制度よりも裁判制度のほうが
見直さなければいけない事があるように思えます。
裁判員制度に変革されたのはその
第一歩でしょうね、大まかに言えば。
弁護人の技量で有罪・無罪が確定してしまう
この裁判というのは本当に恐ろしいものです。
間違って冤罪などがあろうものなら
死刑にしてしまうと取り返しがつきません。
江田氏はそういう意味でも発言したらしいのですが。
しいて私個人の意見としては
もし人ではなく罪だけで考えた場合
私は死に値する罪はあると思います。
服役や懲役が償いだとしたら
死刑というのは罰なのでしょうね。
償いができるレベルではないと判断した場合
その先に死という罰があるのだと思います。
まあ家族が殺されたとしたら
こんな冷静な事は誰しも言えないでしょうけど。
それが人間の本質だと思いますが。